和らしべタイムズ
『ワラスワップ』 国産ERC20トークン専用DEX
億ラビットくん 🇬🇪 長澤 智也
3ヶ月前

秘密鍵管理の不要なスマートコントラクトウォレットと分散型取引所をモバイルアプリとして機能するPWAで統合して、メタマスク等のブラウザー拡張機能ウォレットのインストールや取引時に逐一必要な署名、さらにはイーサリアムGas代を取り除き、従来のウェブ2.0と同じUXで暗号通貨の取引を可能なインターフェイスを公開しました。

テストネットでどなたでもお試し可能にしたので、暗号通貨普及に大きく貢献するであろう次世代金融アプリのUXを是非ご体験下さい。Uniswap の仕組みの詳細は解説しませんが、テストネット環境でテストトークンを利用する体験なので損することはありませんのでご安心下さい。

和らしべの今後開発するEコマースプラットフォームに統合するユーザー体験になります。


統合技術

Authereum スマートコントラクトウォレット

Authereum はスマートコントラクト上で資産を管理して、任意のパスワードやソーシャルアカウントでのリカバリーを可能にすることで、メタマスク等、従来の秘密鍵管理が必要なウォレットの弱点を解消した新しい暗号通貨管理技術です。スマートコントラクトウォレットの特徴は

  1. 秘密鍵管理が不要
  2. パスワードでログインして管理が可能
  3. 別アドレスやソーシャルアカウントでリカバリーができる
  4. ウェブ上での取引時に逐一署名が不要
  5. Gas代を第三者が肩代わりして無料にできる(現状週10取引まで無料)
  6. ノンカストディで取引所ハッキング等のリスクがない

等、暗号通貨取引のUXを大きく向上させます。

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Uniswap DEX

Uniswapは事前に定義されたアルゴリズムでトークン価格が決まる、イーサリアムスマートコントラクト上に構築された完全に管理者なき分散型取引所(DEX)です。世の中にDEXと名のつくものは沢山ありますが、そのほとんどが何らかのノードやサーバーに管理者を持ち純粋なDEXではありません。Uniswapは完全に誰の管理下にもない取引所で、交換業者の運営する従来のCEX(中央集権型取引所)とは別で、煩雑なKYCや登録を不要に誰でも即座に任意のERC20トークンの交換を行うことができます。Uniswapの特徴は以下のとおりです。

  1. 完全に管理者なき分散型取引所(DEX)
  2. 登録・KYC等が不要
  3. ノンカストディで取引所ハッキングのリスクがない
  4. 任意のERC20トークンペアを交換できる
  5. プールに流動性を供給することで手数料を稼げる
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PWA(プログレッシブ・ウェブ・アプリ)

PWAはウェブアプリをモバイル端末にインストールして携帯アプリのように使うことができる技術です。アプリストア等に登録せずともウェブサイトにアクセスしてその場でインストール(ホーム画面にアプリとして追加)できます。携帯通知やオフライン利用(取引等はできない)もできる仕様です。ウェブサイトがそのまま携帯アプリとして使えるわけです。

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3つの技術の統合

これら3つの技術を統合することで、携帯端末でウェブサイトを携帯アプリとしてインストールし、秘密鍵管理やGas代不要でWeb2.0と同じUXで暗号通貨が取引できるようになりました。これは、以前和らしべで定義した暗号通貨マスアダプションへの8つの課題のうち『秘密鍵管理』と『Gas代』を解消します。

また、従来はモバイル版メタマスクをインストールするか、他のウォレット内臓の専用ブラウザーを使わなければモバイルからウェブサービスで暗号通貨を取引するのは難しかったのですが、モバイル版グーグルChromeやSafariからPWAを携帯アプリとしてインストールして通常のパスワード式ログイン手順を踏めば、署名なしのクリックだけで暗号通貨取引ができるようになりました。

以下に利用手順を説明します。ウェブとメタマスクでも使えますが、是非携帯とAuthereumで次世代のノンカストディ暗号通貨UXをお試し下さい

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テストネットDEX利用手順

1. ワラスワップページにアクセス

ウェブページか携帯版ChromeまたはSafariでアクセスできます。携帯版の場合はホーム画面にアプリを追加するか聞かれるのでインストールすると携帯アプリとして使えるようになります。


2. ログイン

メタマスクをRopstenテストネットに接続していないと以下のボタンが表示されるのでクリック。RopstenテストネットのAuthereumログインポップアップが表示されます。

メタマスクとAuthereumを切り替えたい場合は画面上部のボタンで切り替え可能です。


3. Authereum ログイン or 登録

自動で表示されるポップアップウィンドウでAuthereum にログインします。ポップアップウィンドウが表示されない場合ブラウザーの設定を変更する必要があります。Braveブラウザーをお使いの場合シールド設定を無効にする必要があります。

テストネット Authereum をお持ちでない方は『Create account』から登録できます。登録するとテスト用 $DAI が付与されます。こちらは、和らしべテストネットやWJPYで利用しているDAIとは異なるので和らしべでは『DAI-A』という表記にしています。


4. 残高画面

ログインが完了すると残高画面が表示されます。DAIが2種類あるのはテストネット用にAuthereumが準備したDAIがWJPY等で使われてるDAIと異なるためです。DAI-AがAuthereum登録時に付与されたDAIです。


5. Uniswap を許可

Uniswap を始めて使う場合は、交換したいお手持ちのトークンを表右列の鍵ボタンをクリックして緑のアンロックした状態にする必要があります。ERC20コントラクトの仕組みでUniswapコントラクトにトークンの移動をApprove(許可)する必要があります。


6. 相場画面

相場タブを開くと以下のように各トークンの

  • Uniswap 日本円換算レート(対 ETH の1トークンスワップ時で算出)
  • 総プール量
  • 総プールのETH部分日本円換算時価総額

が表示されます。


7. スワップ画面

スワップタブで任意のトークンペアをUniswapを使って交換できます。

  1. 左側で交換元のお手持ちのトークンを選択
  2. 右側で取得したいトークンを選択
  3. 『反転』ボタンで左右反転できる
  4. 交換するトークン量を入力、交換元トークン量からでも取得トークン量からでも設定可能。
  5. 下部ボックスにレートが表示されるので設定がよければ『トークン交換』をクリック

表示されている値はあくまで、現在のUniswap状況からの予想額です。あなたの取引の前に別の取引があると値は多少誤差がでます。誤差が0.5%より大きい場合取引を中止する設定にしてあります。


8. Authereum 自動取引処理

Authereum の場合クリックしたら後は何もする必要はありません。以下の順で通知が表示され自動で取引が終了します。週に10回まで取引のGas代が免除されます。ブロックチェーンネットワークの混雑具合によりますが大体10秒~1分くらいで処理が完了します。

メタマスクの場合は署名とGasの支払いが必要なのでここが大きなUX向上の部分です。そもそもメタマスクだとモバイル版メタマスクをインストールしている必要があります。

処理の開始

Ropstenネットワークに取引の送信完了

取引の完了

取引が完了すると自動で各種値が更新されます。


おまけ1: 流動性追加

流動性追加画面に行くと、流動性を追加できます。現在のレートで該当トークンとETHを同額デポジットする必要があります。デポジットはいつでも回収することができます。流動性を追加することで取引所の手数料を稼ぐ事ができますが、相場が変動すると損をすることもあります。Uniswapの詳しい仕組みは別の回に解説するので、よく理解された上自己責任でご利用下さい。


おまけ2: 流動性回収

流動性回収画面に行くと、追加した流動性を回収できます。回収は追加時に発行された流動性トークンに基づいて処理されるので、最大値以下を入力します。


今後のロードマップ

今回はテストネットのお試し版ですが、数日中にメインネット版をリリースします。メインネットでは国内の有望な3つのトークンの相互交換やメジャートークンとの交換を簡単にし、各プロジェクトを活性化させていきます。

また、和らしべのEコマースプラットフォームでもこのUXでノンカストディにモノの売買が暗号通貨で容易になる予定です。


※ ワラスワップはテストネット環境で動いているアルファ版です。テスト用トークンを利用するのでご利用で損をすることはありませんがバグ等が存在する事をご了承の上自己責任でお使い下さい。
統合技術Authereum スマートコントラクトウォレットUniswap DEXPWA(プログレッシブ・ウェブ・アプリ)3つの技術の統合テストネットDEX利用手順1. ワラスワップページにアクセス2. ログイン3. Authereum ログイン or 登録4. 残高画面5. Uniswap を許可6. 相場画面7. スワップ画面8. Authereum 自動取引処理おまけ1: 流動性追加おまけ2: 流動性回収今後のロードマップ